Amazonプライム 本当にお得？13の特典と「おすすめしない人」について解説

Amazon最強のサービスとも言われる「Amazonプライム」。
名前は聞いたことがある人も多いでしょう。
ただ、Amazonプライムには、お得な特典がいくつもあって、プライム会員になっている人でさえ、よく知らないサービスも結構あるようです。

今回はAmazonプライムについて、わかりやすく詳しく説明していきます。

　　　　　　　

アマゾンプライム（Amazon Prime)とは

具体的には次のような特典があります。↓

アマゾンプライム（Amazon Prime）13の特典

アマゾンプライム（Amazon Prime）の会費は？

	月間料金	年間料金	無料体験期間
月間プラン	500円	（6,000円相当）	30日間
年間プラン	（約408円相当）	4,900円	30日間

会費は月間プランだと500円。（年間換算すると6,000円）
年間プランだと4,900円。（1ヶ月換算すると約408円）

わずかコーヒー１杯の値段で、先に述べた特典が受け取れるのです。

非会員の場合、2,000円未満のショッピングでは配送料410円～がかかりますので、月に1回でもAmazonで2,000円未満のショッピングすると、会費の元手を取ることができますよ。

学生の場合の会費は？| プライムスチューデント（Prime Student）について

学生の場合はプライムスチューデント（Prime Student）というサービスがあります。
Amazonプライムの学割プランのようなものです。
Amazonプライムの時点で十二分にコスパ抜群のサービスですが、ほぼ同様のサービスを半額の料金（しかも無料期間が6ヶ月）で受け取れるという、もうコスト度外視、頭おかしいとも思えるような金額設定になっています。↓

	月間料金	年間料金	無料体験期間
月間プラン	250円	（3,000円相当）	６ヶ月間
年間プラン	（204円相当）	2,450円	６ヶ月間

内容はというと、まず大人用のAmazonプライムと同様に下のサービスが利用できます。↓

さらに上のサービスに加えて、プライムスチューデント独自の特典があります。↓

本や文房具、ソフトウェアなど特に学生のことを考えた特典が充実していますね。

これで、アマゾンプライムの半額ですから、もう“やり過ぎ”といった感じのサービスですね。学生でAmazonを使う人は加入マストのサービスと言えるでしょう。

Amazonプライム、ショッピングの特典

Amazonはネットショッピングサイトですので、まずはショッピングでの特典を見てみましょう。

プライムデリバリー（prime delivery)｜配送特典＝配送料が無料に！！

アマゾンプライムの最大の特徴は、配送料無料の特典といえるでしょう。

無料会員の場合の配送料とプライム会員の配送料を比較すると下の表のようになります。↓

	通常（無料会員）	プライム会員
通常配送（注文金額2,000円以上）	無料	無料
通常配送（注文金額2,000円未満）	410円：本州・四国（離島を除く） 450円：北海道・九州・沖縄・離島	無料
お急ぎ便	510円：本州・四国（離島を除く） 550円：北海道・九州	無料
お届け日時指定便	510円：本州・四国（離島を除く） 550円：北海道・九州	無料

アマゾンプライムの年間プランでは会費は１ヶ月換算で約408円です。

月に1回でもAmazonで2,000円未満の買い物をすると、会費の元手を取ることができますよ。

「すぐに欲しい」というものは大抵2,000円内のちょっとしたものが多く、もし無料会員のまま利用すると配送料だけでもかなりの金額になることでしょう。この配送料無料の特典だけを考えてもアマゾンプライムはお得といえます。

プライム会員限定セール商品｜対象商品がセール価格で買える！

Amazonでは、プライム会員限定のセールも行なわれています（上記画像参照）。家電製品や日用品、ファッションなど様々な商品が定期的にセール価格で販売されます。

プライム会員限定の特大セール「プライムデー」に参加できる

「プライムデー」とは、年に１回開催されるプライム会員限定のビッグセールのことです。ここでの割引率が凄まじいのです。

2020年のプライムデーは10月に開催されましたが、アマゾン製品が軒並み半額近くの割引に、めったに割引かれないアップル製品さえ割引対象になっていました（一世代前のMacBookPro13インチが46％オフになっていたりしました）。

日頃のタイムセールや年末の「サイバーマンデー」に30分早く参加できる

プライムデーほどではないですが、Amazonでは日頃から期間限定の「タイムセール」が行われています。このタイムセールや年末に行われる「サイバーマンデー」というセールに、プライム会員は一般会員に先んじて30分前から注文することが可能なのです。

たった30分なのですが、数量限定の人気商品はすぐになくなるので大きなメリットです。

なお、「ほしい物リスト」に登録しておけば、タイムセールの対象商品となったとき通知がもらえます。

おむつ・おしりふきがいつでも15％オフ（アマゾンファミリーをよりお得に利用できる）

「アマゾンファミリー」はプライム会員でなくても加入できる、ママ・パパ向けの出産・育児関係のサービスです。

プライム会員になると、さらに次のような特典があります。↓

プライムワードローブ (prime wardrobe)｜衣類を無料で試着できて返品も簡単

「プライムワードローブ」は衣服や靴などを購入するとき、自宅で試着してから気に入った商品を買い、残りは無料で返送できるサービスです。

返送する場合の手続きは……
・送られてきた袋と箱をそのまま利用し商品を入れる→・同封の着払い用伝票に記入しコンビニなどに持ち込む→・Amazonの注文履歴のページで「返品」をクリックするだけ
……と楽でストレスのない手続きになっています。

全部返せばお金はかかりません。

	prime wardrobe	ZOZOTOWN
返品までの期間	7日以内	7日以内
返品のしやすさ	商品の入ったダンボール箱に両面テープが付き、着払いの伝票も付属してくる。元々商品が入っていた袋とダンボール箱を使って返送する。 自分で用意するものはない。	注文履歴から返品の手続きを行う。返品用の箱は自分で用意する。
返送料	無料	送料は自己負担
決済方法	購入する分のアイテムのみクレカ決済される。全部返せばお金はかからない（つまり全部返送の場合は一度も決済されない）。	商品を返送し、ZOZOから「ご返送商品到着のご連絡」のメールが届いた後、7営業日以内に返金日などの詳細の記載されたメールが来る。

アマゾンギフト券のポイント還元率が有利になる

Amazonギフト券の残高に現金をチャージすることでショッピング時に利用することができます。

プライム会員の場合は、現金チャージすると、ポイントをよりお得に貯めることができます。
通常会員は最大2％のポイントしか貯まりませんが、プライム会員はなんと最大2.5％のポイントが貯まるというものです。

（首都近郊の特定地域限定）アマゾンフレッシュ|生鮮食料品が最短当日に届く

生鮮食料品が最短当日に届くアマゾンフレッシュ（amazon fresh)というサービスも、プライム会員でないと利用できません。（エリア限定のサービス）

最低注文金額は4,000円です。1回のご注文が4,000円以上10,000円未満の場合はプライム会員でも390円のフレッシュ配送料がかかります。10,000円以上で配送料が無料です。

東京、神奈川、千葉の一部の地域限定のサービスです。

注意）似たような特典で、プライム会員向けにスーパー・ライフと提携し生鮮食料品などを短時間で配送する「Prime Now（プライムナウ）」というサービスがありましたが、2021年3月31日をもって終了することになりました。

ショッピングの特典のみで、どれぐらいお得なのか？

ここまでショッピングに関する特典を見てきました。
年間でショッピング関連のみでどれぐらいお得になったのかを簡単に確認することができます。
「Amazonプライム会員情報」とうページを見ます。下の画像は私の直近1年分のデータです。

↑これは、あくまでショッピング関連でお得になった分（配送料やプライム会員限定セールで節約できた分）のみの金額です。
実際には、次章以降で説明する動画、音楽、読書等のコンテンツも楽しめます。私の場合はプライムビデオだけでも月408円以上は余裕で使っていますので、完全に元はとれています。

＜ 30日間　無料体験できる ＞

アマゾンプライム（Amazon Prime) 、デジタルコンテンツの特典

ショッピングにおける特典だけでも十二分にお得ですが、ほかに、ビデオ、音楽、読書といったデジタル配信コンテンツの特典も充実しています。順番に見ていきましょう。

プライムビデオ（prime video)｜映画、ドラマ、アニメが見放題

配送料無料の特典と並んでアマゾンプライムの目玉といえるのがこのプライムビデオ（Prime Video)でしょう。

プライムビデオは、NetflixやU-NEXT、Huluなどと並んで人気の動画配信サービスとなっています。作品数では、動画配信に特化したNetflixやU-NEXT、Huluなどのサービスに負けてしまいますが、プライムビデオは人気作品、主要どころをおさえた質量ともに十分なコンテンツを持っています。

プライムビデオでは、映画やドラマ、アニメなどの豊富なコンテンツに加えて、Amazonオリジナル番組も観られます。月額約400円で豊富な動画コンテンツを楽しめるので、このプライムビデオを利用するためだけに、プライム会員になる人も少なくありません。

また、動画コンテンツをスマホやタブレットにダウンロードすることもできますので、通勤中でもドラマの続きを観られます。自宅のTVがプライムビデオに対応していない場合でもWiFi環境下で「FireTV Stick」を挿せばすぐに観られるようになります。

プライムミュージック（prime music）｜200万曲以上の音楽が聴き放題

アマゾンプライム会員は、音楽配信サービス・プライムミュージック（prime music）で約200万曲が聴き放題になります。

プライムミュージックなら、広告なしで好きなジャンルの音楽をいつでも楽しめます。音楽をスマホにダウンロードできるので、ネット接続しなくてもオフライン再生ができます。

さらに音楽を楽しみたい人には、月額780円でミュージックアンリミテッド（Music Unlimited）というサービスがあります。ミュージックアンリミテッドなら7000万曲も聴き放題となります。さらにEcho専用プランなら月額380円でミュージックアンリミテッドのサービスが使えます。

プライムリーディング(prime reading)｜電子書籍1000冊以上が読み放題

小説・ビジネス本・雑誌・マンガなど幅広いジャンルの電子書籍の中から約1000冊を、Kindle端末、PCやスマホ、タブレット端末で読むことができるサービスです。
（Kindle端末でないと読めないと思われている方もいるようですが、Kindle以外のPC、スマホ、タブレットでも読めます）

さらに読書を楽しみたいという人には、月額980円でキンドルアンリミテッド（kindle unlimited）というサービスが利用できます。こちらは和書・洋書合わせて200万冊以上が対象となります。

注意）プライム会員でKindle端末やFireタブレットのユーザーが1か月に1冊、無料で本が読める「Kindleオーナーライブラリ」というサービスがありましたが、2021年1月4日に終了となっています。

アマゾンフォト（Amazon photos)｜無制限＆無劣化で写真を保存できる

写真の保存先として今まで多くの人はGoogleの「グーグルフォト」というサービスを使用していた人が多いでしょう。
ところが、このグーグルフォトが、2021年5月末を持って容量無制限でのバックアップサービスを終了すると発表しました。（6月以降は15GB以上の写真の保存は有料となります）

「グーグルフォト」の代わりとなるサービスの最有力候補と言われているのがこのアマゾンフォト（Amazon photos)です。次のような特徴があります。↓

プライムゲーミング（prime gaming)｜無料ゲーム、ゲーム内特典が受け取れる

以前は「Twitch Prime」と言われていたゲームのサービスです。　

無料のゲームとゲーム内特典を毎月入手することができます。

私はアマゾンのゲームについてはこれからのサービスかな、という印象を持っています。

2020年5月に北米でリリースした基本無料の対戦型TPS「Crucible」は、2020年6月にベータ版に逆戻りし、2020年10月で開発中止と発表されました。開発者も多く解雇されています。オリジナルのゲーム開発については苦戦中の模様です。
期待のMMORPG「NEW WOLRD」は発売延期の発表が繰り返された後、2021年8月リリース予定となりました。
ただし、このゲームも日本語版は発表されていません。

ゲームについては今後に期待といったところでしょうか。

その他の特徴

家族もAmazonプライムの特典を利用できるか？

Amazonプライムに加入すると、会員本人のほかに、同居の家族を2人まで「家族会員」として登録できます。家族会員の方も会員本人と同様、お急ぎ便やお届け日時指定便を無料で利用することができます。

ただしAmazonプライムの全特典を利用できるわけではなく、配送に関する特典のみになります。家族会員の方はプライムビデオやプライムミュージックなどのサービスを利用することはできません。
――とはいえ、同居の家族なので、映画やドラマなどは家族で一緒に観たりすればいいでしょう。　

プライム会員になるとAmazonアソシエイトに合格しやすくなるって本当？

ここで述べるのは、ブロガーやアフィリエイター向けの内容です。

Amazonアソシエイトとは、 Amazon.com社が実施している成果報酬型のアフィリエイトプログラムです。Amazonで販売されている商品・サービスが対象です。
自分のブログやサイトに、商品リンクやバナーを埋め込みます。そして、自分のブログやサイトを訪れた読者が、そのバナーやリンクをクリックして、商品やサービスを購入してくれたら、ブログやサイトの運営者に報酬が支払われるという仕組みです。

 ブログを通じていろいろな物を販売してアフィリエイトを行うならAmazonアソシエイトは外せない存在だと思います。なにしろ、Amazonは世界最大のECサイトですから。

Amazonアソシエイトのプログラムに参加するには、Amazonアソシエイトやもしもアフィリエイトなどに申請を出して承認される必要があります。
ところが、Amazonアソシエイトやもしもアフィリエイト経由のAmazonの審査は年々難化しており、なかなか合格しないという人が増えています。私も7回の挑戦の末、ようやく合格しました。↓

Amazonアソシエイトの合否について、プライム会員であることが有利になるかどうかについては、公式では何も述べられていません。
ですので、あくまで噂、都市伝説レベルの話しになるのですが……
なかなか合格しないという人でも、Amazonプライム会員になってアソシエイトの申請をしたところ、すぐに合格通知が来た、という報告をネット上では数多く見かけます。

プライム会員となるとAmazonからすると大事なお客様でもあるし、Amazonでの買い物等を多くしているので信頼できる……ということなのかもしれません。

なかなかAmazonアソシエイトに合格しないという人は、一度Amazonプライム会員になって申請してみる……というのも一案といえるでしょう。
Amazonプライムは30日間は無料なので、アソシエイトに合格したら、プライム会員を解約するということもできます。

Amazonプライムをおすすめする人、しない人

Amazonプライムは特典いっぱいのサービスですが、なかにはおすすめできない人もいますので、簡単にまとめておきました。

おすすめできない人

Amazonやネットショッピングを利用しないという人には、Amazonプライムは魅力が少ないでしょう。

動画ならNetflix、音楽ならSpotify、ゲームならPlayStationPlusなど、それぞれの分野で特化したサービスがあります。それらの特化したサービスと比べると、Amazonプライムのサービスは見劣りしてしまいます。しかし、Amazonプライムは月額換算するとわずか約408円で、動画も音楽も読書もゲームもまとめて楽しめてしまうし、ほかにも特典がてんこ盛りの超破格なサービスです。

おすすめする人

まとめ｜　1ヶ月間は無料なのでAmazonプライムを試してみよう！

長年Amazonプライムの会員である私ジオが、Amazonプライムの特典、メリットについて説明してきました。

ここでアマゾンプライムのメリットをもう一度まとめてみます。

アマゾンプライムのメリット

もういたれりつくせり、何でもありのサービスです。
月額ワンコインでこれだけの特典が受け取れるのです。
Amazonを利用するのならプライム会員になっていないと損とまで言い切ってしまいます。

Amazonプライムは1ヶ月無料で全てのサービスを利用できるので、無料体験してできる限り多くのサービスを使ってみましょう。

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