ブログを通じていろいろな物を販売してアフィリエイトを行うなら「Amazonアソシエイト」は外せない存在だと思います。
Amazonアソシエイトと同様のアフィリエイトプログラムは「楽天市場」や「Yahooショッピング」でも行われています。
ただ、私はネット上で物販を目指しており、Amazonとはなんとしても提携しておきたかったんです。
なにしろ、Amazonは、ネット上のショッピングサイトとしては世界最大です。5000万点以上の商品が販売されているそうです。同じ商品で、Amazonと楽天市場とYahooショッピングの3つの商品リンクを貼り、購入された先を調べたところ、8~9割がAmazonからのものである、という話しを聞いたこともあります(もちろん商品にもよるのでしょうが)。
Amazonなら多くの人が住所やクレジットカード等の情報も登録しているので、気軽に購入しやすいのでしょう。
Amazonアソシエイト 7回にわたる挑戦
ブログの記事数が10記事に到達し、いよいよAmazonアソシエイトに申請してみることにしました。「記事数が10記事」というのは、もしもアフィリエイト内のAmazonアソシエイト申請ページに下のような記載があるからです↓
提携申請時にはコンテンツは直近のもの (一般的に 60 日以内に更新されているもの) である必要があります。なお、10記事以上のコンテンツが必要です。10記事に満たない場合は提携できかねます。
引用:もしもアフィリエイト内のAmazonアソシエイト申請ページ
さて、Amazonアソシエイトへの申請方法は4つあります↓
<Amazonアソシエイトへの4つの申請方法>
- Amazonに直接申請
- もしもアフィリエイト経由で申請
- A8ネット経由で申請
- バリューコマース経由で申請
①は本家Amazonに直接申し込む方法ですが、Amazonの商品を180日以内に3つ売ってから本審査が始まるというもので、ややこしく敷居が高いと思いました。
②③④がASP経由で申請する方法です。中でも②が報酬的には一番有利で「もしもかんたんリンク」というツールまであるので、②でAmazonアソシエイトの合格を目指すこととしました。
この時点(11月末)で、自分のブログの下のような状態でした↓
<最初に申請する前の私のブログの状態>
- Googleアドセンスには合格済。アドセンス広告は貼ってある状態。
- 記事数 10記事ちょうど。
- 「プロフィール」あり。
- 「プライバシーポリシー」あり(※ Amazonの広告配信に関する文言も記載済)。
- 「免責事項」あり。
- 「問い合わせ」あり。
- サーバーはConoHa Wing。
- WordPressを使用し、テーマはCocoon。
※ 規約によると、自分のサイトのどこかに、「当サイトの運営者である○○は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」のような文言を記載しなければいけません。
簡単にいうと、「私はAmazonアソシエイトに参加していますよ~」という参加表明です。
10・乙がアソシエイトであることの表示(一部抜粋)
引用元:Amazonアソシエイト・プログラム運営規約
乙は、乙のサイト上または甲がアソシエイト・プログラム・コンテンツの表示を許可した他の場所のどこかに 「Amazon.co.jpアソシエイト」または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。甲は、この文言を適時変更することがあります。
○ 1回目申請
「10記事以上という条件は満たしているし、Amazonプライム会員には何年も前からなっているしAmazonでの買い物もたくさんしている。Googleアドセンスには1発で合格したし、まあいけるかな」ぐらいの軽い気持ちで申請してみました。
1回目 11/29(日)に申請→12/1(火)に不合格通知
○ 2回目申請
1回否認となったので、原因を考えてみました。
もしもアフィリエイト内のAmazonアソシエイト申請ページには、「提携申請時にはコンテンツは直近のもの (一般的に 60 日以内に更新されているもの) である必要があります。」とあります。
1回目申請時には「10記事」という記事数ばかりに目がいって、この「60日以内の更新」の方が疎かになっていました。
この時点(2020年11月頃)でのブログの記事数は、まだ10記事ではありますが、投稿が超スローペースでして、最初の頃に投稿した記事は、7月、8月頃に投稿して60日以上更新していない記事がありました。そこで、すべての記事を更新しました。
また、親切なフォロワーの方から、Amazonの販売ページのスクリーンショットを掲載するのはまずいとの指摘があり、スクリーンショットの写真を自分で撮影した写真に置き換えました。
著作権 (前略)アマゾンサービスを通じて提供されるすべてのコンテンツの編集物は、アマゾンの独占的な財産であり、米国および日本の著作権法および著作権に関する国際法によって保護されています。アマゾンサービスを通じて提供される情報および画像等の無断転載をお断りいたします。(後略)
引用:Amazon 利用規約
上の引用は「Amazonで使用している画像は無断で使用してはいけませんよ」という意味です。
さらに、ネットで調べるとAmazon以外の広告を掲載するのは、Amazonからすると印象がよくないという話しも聞き、カエレバリンクとGoogleアソシエイトの広告をはずしました。
もしもリンクとASPのU-NEXTの広告ぐらいはは大丈夫だろうと思い残しておきました。
<2回目の申請前に行ったこと>
- すべての記事を更新 (最新の状態にした)。
- Amazonの販売ページのスクリーンショットの写真を、自分で撮影した写真に置き換えた。
- 一部を残し、広告を外した。
「対策は行ったし、今度は受かるかな」ぐらいの気持ちで申請しました。
2回目 12/6(日)の夜に申請 12/7(月)の朝9:40頃に否認のメール
○ 3回目申請
2回目の申請の否認メールを見たときは落ち込みましたよ。
自分なりに対策はしたので「えええ、なぜなんだ……」という感じでした。
何が原因かわからなかったけど、自分なりに対策を考えてみました。
2回目の申請では、全ての広告を外したわけでなく、一部の広告は残しておいたんですね。
「もう疑わしいものは全て対策するしかない」と思い、広告は全て外しました。
こうすると収益はゼロになることになるので抵抗があったのですが、仕方がないと割り切りました。
また、2回目の申請時にAmazonの販売用ページのスクリーンショットを外したのですが、楽天のサイトから取得したスクリーンショット画像は外していなかったんですね。その画像も、外しました。
あと、10記事のうち、最初の記事は、私の自己紹介的な記事になっていて、文字数が1000文字以下だったんですね。
文字数は1000文字以上でなければ適格な記事とはみなされない、という噂もあったので、1000文字以上に作り替えました。
<3回目の申請時に行ったこと>
2回目の申請に行った対策をより徹底した、という感じです。
- 全ての広告を外した 。
- SS画像を全て外すか、自分で撮影した写真に変えた。
- 1000文字以下の記事があったので1000文字以上にした。
3回目 12/7(月)の夜に申請→12/9(水)18:10頃に否認のメール
○ 4回目申請
3回目の否認メールが届いたとき、もう正直、これからどういう対策をとったらいいのかわからなくなりました。
ネットでもAmazonアソシエイトに関する記事は片っ端から読みました。でもわからない。
Amazonアソシエイトやもしもアフィリエイトの申請ページを何度も読むと、不適格なサイトとして下のような項目が目に入りました。
最安値または価格比較を標榜しているにもかかわらず、最安値が適切に表示されない、価格比較を行えない等機能が不十分なサイト。
引用:もしもアフィリエイトの申請ページ
ここに記載の「等」というのがあいまいな気がするのですが、要するに、“価格に関して不確かもしくは誤解を与えるような文言は記載するな”と拡大解釈しました。
自分のサイトでは「○年○月○日におけるAmazon価格は○○円」というように注釈付きで価格を記載するということはしていましたので、そういった文言は削除もしくは置き換えました。
<4回目の申請時に行ったこと>
・Amazonの販売価格、価格の比較を記載している文言を削除、もしくは置き換えた。
4回目の申請 12/10(木)朝に申請→12/15(火)8:40に否認メール
○ 5回目申請、6回目の申請
も、もうダメだ;; こうなったら南米のアマゾン大森林に行って座禅を組み黙想し、心身ともにAmazonと一体化するしかないのか
4回目も否認となり、もうどうしたらいいかわからなくなりました。
どこかの噂で、“アマゾンの大森林で座禅を組み、黙想し、心身ともにAmazonと一体化する、とAmazonアソシエイトに受かる”という話しを聞き、飛行機を予約し、もうすこしで南米に向うところでした(大嘘)。いや~みなさん、ダメですよ。アマゾンなんかに行ったりしては。危険ですよ。アマゾン大森林に行くと、ジャガーに襲われるかもしれませんし、アナコンダに食べられるかもしれませんよ。
今回は、もしもアフィリエイト経由ではなく、A8ネット経由で申し込んでみることにしました。
報酬条件はもしもアフィリエイト経由が一番いいのですが、なかなか受からないので、試しにA8ネット経由で申し込んでみようと思ったわけです。
しかし、12/16に申請したA8提携Amazonアソシエイトの合否連絡がなかなか来ないので、もしも提携Amazonアソシエイトの方にも申請してみました。
なお、12/20には11記事目を投稿しています。記事数が増えたことがプラスに働くことを願って……
<5回目、6回目の申請時に行ったこと>
- 初めてA8ネット経由で申し込んだ。
- 申請時には間に合わなかったが、申請日から数日後に11記事目を投稿した。
5回目 12/16朝申請(A8ネット)→12/22に否認のメール
6回目 12/21の朝6時頃申請(もしもアフィリエイト)→4時間後の10:30頃には否認のメール
○ 7回目申請
も、もう無理だ>< 合格するには、南米のAmazon河に入水し、心身ともにAmazonと一体化するしかないんだろうか……
ここまでで6回落とされて、正直、どこが問題になっているかわからないので、もう申請を続けるのをあきらめようと思いました。
この頃は、Amazonアソシエイト対策で、全広告を載せていない状態でした。
しかし、このままだといつ合格するかわからないので、長期間にわたって全く広告を載せないまま=収益が発生しない、となります。
それはきついと思い、やりかたを変え、広告はGoogleアドセンスを含め全て復活させ、記事も20記事か30記事ぐらいまで作成してから、あらためてAmazonアソシエイトに申請することとした。
広告もGoogleアドセンスも含め全て復活させました。
ただ、12/28朝にふと「今、申請できる状態になっているのなら、申請しないのももったいないし、いちおう出しておくか」ぐらいののりで、もしもアフィリエイト経由で申請のボタンを押しました。
全く合格を期待していたものではありませんでした。
ところが、12/29、仕事納めの会社からの帰宅途中、メールを見てみると、もしもアフィリエイトから「承認」のお知らせがきていました。えええええええっ?!とびっくりしました。
<6回目の申請と比べて変化のある箇所>
- 外していた広告を全て貼り直した。
- 申請の最初の時点で11記事になっていた。
- 一部、日本語を変更(「Amazonでベストセラー1位の」→「Amazonで人気の」)など無難な表現に変更)。
7回目 12/28朝6時申請→12/29の15時に承認のメール
もしもアフィリエイト提携Amazonアソシエイト 合格の条件
私は7回目にして合格しましたが、Amazonアソシエイトの審査基準をまとめてみました。
まず、公式(Amazonアソシエイトの公式ページやもしもアフィリエイトの申請ページ)に明記されていることは絶対です。
必ず守りましょう。↓
<公式に記載されていること>
- 10記事以上は必要
- その10記事は60日以内に更新したものであることが必要
- 肖像権に注意する
- 芸能人の画像を勝手に使用しない
次に、「Amazonアソシエイト 審査」「もしも提携Amazonアソシエイト 審査」「Amazonアソシエイト 受からない」などでいろいろと検索すると、<私はこうして合格した…><Amazonアソシエイトの審査に受かる条件>というような記事がいくつもヒットします(今みなさんに読んでいただいているこの記事もその中の一つです)。
そのような記事に記載されている条件は公式に記載されているものではないので、絶対的なものではないものの、先人の経験をまとめたものなので大いに参考になります。↓
<ネット上での噂?>
- Amazonプライム会員になっているか
- Amazonで何か買い物をしたか
- 記事のうち複数がAmazonの物販をしうるものか(Amazon好みの記事があるか)
- Amazon以外の会社の広告は外しているか
- Amazon登録メールアドレスともしもアフィリエイト登録メールアドレスは同じか
- Amazonの画面をSS等で切り取ったものを切り貼りしていないか
- 海賊版の音楽などをYouTube等で貼り付けしていないか
⑤⑥について
ネットで調べると……1回目は不合格だったが、Amazonプライム会員になって、買い物して再申請したら合格した……という人が複数おられます。
Amazonからするとプライム会員は、Amazonサービスを既に何度も利用しており、クレジットカード等の個人情報も入力しているので、信用できるということかもしれません。
Amazonプライム自体はお得なサービスですし、未加入の場合は、この機会に加入してみてもよいかもしれません(30日間の無料期間中に解約すれば料金は発生しません)。
⑦について
Amazonの商品やサービスを販売できるような記事が1つも無いのなら、承認しても仕方がない、ということでしょうか。Amazon向きの記事を複数用意しておいた方がよいでしょう。
⑧について
Amazon以外の広告を貼り付けていると、Amazonの機嫌を損ねるというような説があります。(Googleアソシエイトの申請にあたっても、アフィリエイト広告を外した方がよいという説があります。)
ただ、後述しますが、私の場合は、Googleアソシエイト広告もASPのアフィリエイト広告も掲載していた状態で合格しました。あまり過度に他社の広告が貼られているようなブログは合格しにくい、ということではないかと思います。
⑨について
登録メールアドレスが異なっていると、たとえ自分がAmazonプライム会員でAmazonで買い物をしていたとしても、もしもアフィリエイトの方にその情報が伝わらないということです。
同じメールアドレスに変更したら承認された、という人もいました。
⑩⑪について
肖像権、著作権には注意しましょうということです。これは公式でも注意されていることです。
<最終手段(ネタ的対策)>
- アマゾン大森林にて座禅を組み黙想し、心身ともにAmazonと一体化する。
- アマゾン河に入水し身を清め、心身ともにAmazonと一体化する。
↑ ⑫⑬はネタでしょう(笑)。Amazonアソシエイトは年々難化しているので、気合いを入れろ、ということなのでしょう。
7回の挑戦からわかったこと
私は7回の挑戦の末、ようやく受かりました。その過程で、わかったこともあります。
下の枠内は、ネット上での噂や公式サイトで言われている事項に対する、私なりの補足説明です。↓
- Amazon以外の他社の広告を貼っていると、落とされるという噂は真実ではなかった。
私はGoogleアドセンスももしもかんたんリンクもASP広告も貼った状態で受かった。
おそらくあまりに過度に他社の広告を貼りすぎているとよくない、ということではないか。 - 公式には必要な記事数として、「10記事以上」とあるが、10記事ぎりぎりあれば数的には大丈夫かというと、必ずしもそうとはいえない。
10記事中のうち、不適格とみなされて記事数としてカウントされていない記事があるかもしれない(例:60日以上更新されていない。 文字数が少ない。etc)。
→そのため、やや余裕を持って、15記事前後ぐらいで申請するのがよいのではないか。 - 商品の価格やランキングに関する明確な文言は記載しない方がよい。
なぜなら、変動する可能性もあるから。
審査に通ったときの、私のブログの状態
もしも提携Amazonアソシエイトに承認されたときの私のブログの状態を下に記載しておきます。
<承認されたときの私ブログの状態>
- 記事数は11記事。全記事1000文字以上。
- AmazonのサイトからのSS画像の貼り付けなし。
- 商品の価格や順位に関する文言は削除。
- 「プロフィール」あり。
- 「プライバシーポリシー」あり(Amazonアソシエイトへの参加表明文も記載)。
- 「免責事項」あり。
- 「問い合わせ」あり。
- サーバーはConoHa Wing。
- WordPressを使用し、テーマはCocoon。
- 広告はGoogleアドセンス、もしもかんたんリンク、ASP広告などすべて貼り付けた状態。
まとめ。否認されたときの対応方法。
合格への条件的なものは前章までに記載いたしましたが、最後に落ちた場合の対応方法をまとめておきます。
ASPや本家Amazonの注意事項のページをよく読む。
この記事を含め、「Amazonアソシエイト 審査」「もしも提携Amazonアソシエイト 審査」「Amazonアソシエイト 受からない」などで検索して記事を片っ端から読む。
そして原因を考えるわけですが、どうしてもわからない場合は、TwitterやYahoo知恵袋などで質問するのも手です。
もしも提携Amazonアソシエイトは否認されたら、3日は期間を空ける必要はありますが、何度でも挑戦できますので頑張りましょう。
Amazonアソシエイトの審査に申請中の方、これから申請される方が、無事に承認されることを祈っております。
今回は以上になります。
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