ロジクールのマウス G300Srに興味があって、ネットで調べているとG300SとかG300rとかいう機種がでてくるけど、どう違うの?同じもの?
G300Srを注文したはずなのに、届いた商品の箱にはG300Sと書いてあるにゃ。どういうことにゃ?
結論:G300、G300r、G300S、G300Srは性能、形状、重さとも同じものと思って大丈夫です。詳しく説明しますね。
ロジクールのマウスG300シリーズはたしかに、G300、G300r、G300S、G300Srといろいろあってややこしいですね。
G300Srが現行のモデル(2021年4月時点)で、G300、G300r、G300Sは販売が終了となった過去のモデルです。
今(2021年4月時点)、G300シリーズの中では、新品はG300Srが一番安く購入できます。
G300SやG300r、G300は、もうメーカーでは製造されていないので、市場では在庫や中古品しか取引されておらず数が少なくなっており、G300Srの2倍~4倍ぐらいの値段になっていたりすることもあります。
性能、形状はほぼ同じなので、G300シリーズを購入される場合は、特にこだわりがなければ現行のG300Srがオススメです。
この記事では、G300シリーズの歴史やG300~G300Srまでの違い・比較について説明していきます。
G300Srのスペック、開封画像、メリット、デメリット、おすすめできない人などについて知りたい人は以下の記事を参照ください。
>>>>>「【開封 レビュー】ロジクール マウス G300Srの評判、口コミ【仕事も快適】 」
ロシクール・ゲーミングマウス G300シリーズの歴史
ここから先はかなりマニアックな話しになります。
ロジクールのG300シリーズのマウスは、初代のG300が2011年10月に発売されました。
安価で高性能な多ボタンマウスということで、ロジクールの中でも長寿の人気製品となり、約10年にも渡って販売されています。その間、3回リニューアルされて販売されており、カラーやロゴは異なりますが、スペック、形状ともにほとんど同じものです。
ロジクールは時々、ほとんどカラーやロゴのみの変更で「新製品ですよーー」という形で販売したりするんですね。
G300シリーズの歴史を簡単にまとめてみました。↓
発売日 | 概要 |
---|---|
2011年10月 | 初代G300が発売。当時の価格は税込で3,480円。 |
2013年4月 | G300rが発売される。G300がリネームされたもので形状・スペックともに変わらず。 |
2015年3月 | G300Sが発売。カラーが変更(上面の色がシルバーから黒へ、底面のプラスチックが赤から青へ)。ロゴも変更された。 |
2018年10月 | G300Srが発売。G300Sがリネームされたものでロゴが変更された。 |
ロジクールのマウス G300Sr、G300S、G300r、G300 違いはあるのか?
次に、初代G300、G300r、G300Sと最新(2021年4月時点)のG300Srとでスペックを比較してみましょう。↓
型番 | G300 | G300r | G300S | G300Sr |
---|---|---|---|---|
重量 | 112g(ケーブル含む) | 112g(ケーブル含む) | 82g(マウスのみ) | 82g(マウスのみ) |
寸法 | 72.2(横)×112.7(奥行き)×39.9(高さ)mm | 72.2(横)×112.7(奥行き)×39.9(高さ)mm | 72(横)×115(奥行き)×37(高さ)mm | 72(横)×115(奥行き)×37(高さ)mm |
DPI | 250-2500dpi | 250-2500dpi | 200-2500dpi(※2) | 200-2500dpi(※2) |
レポートレート | 1000レポート/秒 | 1000レポート/秒 | 1000レポート/秒 | 1000レポート/秒 |
接続 | 有線 | 有線 | 有線 | 有線 |
ボタン | 9個 | 9個 | 9個 | 9個 |
ボタン耐久性 | 800万回 | 800万回(※1) | 1000万回 | 1000万回 |
・G300rはyodobashi.comの商品詳細ページより引用
・G300Sはロジクール公式サイトより引用(公式サイト
は現行のG300SrではなくG300Sとなっている)
・G300SrはAmazonの商品詳細ページより引用
上の比較表を見ていきます。
- 重さが異なりますが、これはケーブルを含めているかどうかです。実質、同じ重さです。
- 寸法も微妙に異なりますが、これは誤差の範囲といってよいでしょう。
- (※1)ボタン耐久性が異なりますが、これはyodobashi.comの商品詳細ページには「使用環境・状況によって異なります」と注意書きがあります。使用条件による差というだけの可能性もあります。
- (※2)DPIに関しては、同じAmazonの商品詳細ページ内の別箇所には250-2500dpiと記載されています。一方、公式サイトや製品の箱には200-2500dpiと記載されています。G300Srの専用ドライバであるLogicoolゲームソフトウェアの画面でも200-2500dpiと表記されているので、上記比較表でも200-2500dpiとしました。
- (※1)(※2)ボタンとセンサーに関してはG300S移行は新しい部品が使われている可能性もあります。
Amazonのカスタマーレビューには、「G300Srを注文したのにG300Sが届いた……」という内容のレビューを見かけますが、G300Srの製品パッケージはG300Sのものがそのまま使われています。
底面のシリアルナンバーやバーコードが印刷されている箇所を見ると、「G300Sr」と表記があります(わかりにくいですね)。↓
製品パッケージ表面には、「G300S」との記載がありますが、パッケージ底面バーコード欄にはG300Srと正しい型番の記載がございます
引用:Amazon Logicool G300Sの商品詳細ページより
ロジクール的には……
製品のパッケージも前の型番の「G300S」のものを使用するぜ。パッケージの底面にはシールで「G300Sr」と貼っておいたからこれでいいだろ。同じ内容の製品なんだからいいだろ、細けぇことは気にするな。
……ってとこですかね?。
以上で説明したとおり、G300、G300r、G300S、G300Srは、細かな部分で違いはありますが、使用条件や表記上の問題で差異が生じているぐらいのもので、ほぼ同じ製品と考えていいでしょう。
なお、ロジクール G300Srは……
- ボタンが9個もありショートカットキーやマクロを登録でき作業効率が大幅アップ
- ロジクールのゲーミングマウスの中で最も安い
……という優れもののマウスです。特に、多ボタンマウスやゲーミングマウスの入門用としてオススメです。
G300Srの詳細は下の記事でレビューしています。
>>>>>「【開封 レビュー】ロジクール マウス G300Srの評判、口コミ【仕事も快適】 」
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今回は以上になります。
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