あらスマホに「Amazonアカウントの情報を更新する必要があります」ってメッセージきた。更新しておかないといけないのかしら……
ちょっと待ったー。更新、ダメ、絶対。それは詐欺です
Amazonを騙る詐欺メール、詐欺SMSについて、以前、簡単にTwitterに投稿させていただきました。↓
本記事では、このAmazonを騙る詐欺メール、詐欺SMSについての詳細について述べていきます。
Amazonを騙る詐欺メール・詐欺SMSの実例
まずは私が実際に受け取った詐欺SMSについてです。
私が実際に受け取った詐欺SMS
会社の休憩時間中、ふとスマホを見ていたらSMS(Short Message Serviceの略で、携帯電話同士で電話番号を宛先にしてメッセージをやり取りするサービス)に、次のようなメッセージが入っていました。
「Amazonアカウントの情報を更新する必要があります」↓
リンクをクリックすると、名前や住所やクレジットカードの情報を入力する欄がでてきます。
ここで、要注意です!!
こういうメッセージやメールに釣られて、情報を更新しようと名前、住所やクレジット情報を入力すると、詐欺グループに個人情報を盗まれ、買い物されまくりになります。
以前は、この手の詐欺メッセージはメールで来ることが多かったようですが、最近はSMSでも来るようになったようです。
(Amazonなら、多くの人が利用しており、個人情報を入力しているだろうから、手当たりしだいにメールやSMSを送りまくっていれば、ひっかかってくれる人もいるだろう~)というフィッシング詐欺ですね。
↑ 絶対に個人情報やクレカ情報を入力してはダメですよ。
Amazonを騙る詐欺SMS、メールの例
具体的にどのような内容の詐欺SMS、メールが来るか、見てみましょう。↓
- 「Amazonアカウントの情報を更新する必要があります」(私のところに来たSMS)
- 「お客様のAmazonアカウントは強制停止されました。 アカウントで不審なお支払いが検出されました。取引注文を防ぐために、個人情報を確認する必要があります。」
- 「残念ながら、Аmazon のアカウントを更新できませんでした。今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。」
- 「お客様のAmazonプライム会員資格は、○年○月○日に更新を迎えます。クレジットカード情報の更新、新しいクレジットカードの追加については以下の手順をご確認ください…」
様々なメールやSMSがありますが、内容はどれも、あれこれ理由をつけて、Amazonに登録した個人情報(住所、名前、クレジットカード情報)を入力させようとするものです。
Twitterからも、いくつか例をピックアップしておきます。↓
騙される時の心理状態
通常では、詐欺メールや詐欺SMSにはひっかからないような人でも、特定の心理状態や背景のときにはひっかかってしまう場合があります。
私も平常時であれば、こんな詐欺SMSが来ても一蹴します。
しかし、以前の記事に記載しましたが、私はAmazonアソシエイトになかなか受からず、7回も申請、挑戦していました。
詐欺SMSが来たのは、ちょうどタイミング的に、Amazonアソシエイトの合格へ向けて、悪戦苦闘していた時期でした。
そのため、(このSMSは、Amazonアソシエイトの手続き上、何か必要なものではないか?)と思ってしまい、あやうく、個人情報を入力しそうになってしまいました。
いや、まてよ、と冷静になり、調べてみてほんとうに助かりました。
なお、騙される時の心理状態、なぜ騙されていまうのかetcにつきましては下のはんぺんさん(@hanpen_kuromaru)の記事に詳しくまとめてあります。↓
誤って個人情報を入力してしまった場合
名前、住所、クレジットカード情報、パスワードなどの個人情報を入力してしまった場合は、至急、次の手続きを行ってください。
- Amazonアカウント設定からパスワードを変更する。
- Amazonにクレジットカード情報を登録してある場合は一旦削除しておくのがよいでしょう。
- クレジットカードの情報まで入力してしまった場合は、カード会社に連絡してください。
- ログインできなくなった場合は、Amazonカスタマーサービスへ連絡してください。
まとめ。詐欺メール、詐欺SMSへの注意点
こうした詐欺にひっかからないように、注意事項を簡単にまとめておきます。
- Amazonには「アカウント更新」なんて言葉はないし、AmazonがメールやSMSで「個人情報を入力してください」という内容のメッセージを送ることはありません。
- Amazonが送信したEメールは、Amazon公式HP内のメッセージセンターでも確認できます。
送信されてきたメッセージが、公式のメッセージセンターに記載されていないものであるのなら、それはAmazonが送信したものではない、ということです。 - 詐欺メール、SMSには日本語がどこか変である場合も多い。
- URLがどこか変であることが多い。
参照:Amazon公式サイトの「AmazonからのEメール、電話、テキストメッセージ、またはウェブページかどうかを見分ける。」
自分では判断がつかないような場合は、周囲の人に相談する、Amazonカスタマーサービスに連絡するなどしてください。
それでは、騙されないように注意してください!!
今回は以上です。
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